投稿日：2022-09-20 | 最終更新日：2022-10-19
最近よく耳にするようになった『NFT』って何のこと？
Twitterのアイコンにしてる人多いよね。
他に何かイイことあるのかな？
NFTとは『Non-Fungible Token（ノン ファンジブル トークン）』の略で、『代替不可能なトークン』のこと。
仮想通貨に使われているブロックチェーンの技術を使って、デジタルコンテンツなどにデータを紐づけることができ、唯一無二性を証明できる技術です。
今回は『NFT』について簡単に説明していくね。
NFT ってなに？
この動画･･･相当分かりやすい
NFT のメリット
NFTの登場により、デジタル作品が本物かどうか判別することが出来るようになりました。
デジタル上の画僧はコピーされてしまうと、元画像・製作者・所有者は分かりませんでした。
それに対し、NFTは誰のものがかが【ブロックチェーン】によって記されているので明確化できます。
著作物・デジタル資産・ゲーム内のアイテムなどもNFTに紐づけることで、誰のものかを証明できるのです。
\ ブロックチェーンに関しては以下参照 /
今まで画像ってコピーされ放題だったよね。
そうなんだ、この技術によって画像の所有者が、
明確化出来るようになったんだ。
POINT！
- デジタルアート作品を不正に改ざんされなくなる：デジタルアートの不正防止
- 所有者が明確に記録されることで、資産価値が高まる：資産価値の明確化
- 転売されるごとに、著作者に報酬が支払われる：著作者への報酬
- 同じNFTを保有してる人たちと、繋がれるようになる：コミュニティへの参加
デジタルアートの不正防止
これまでは、デジタル作品（画像）は簡単にコピーすることが可能だったため、著作権を無視して自由に使うことが出来ました。
しかし、これらの作品をNFT化することにより、著作者・所有者の情報が全てブロックチェーン上に記録されるため、改ざんすることが実質不可能となります。
いくらこの作品は自分のものだと言っても、作品を見れば誰が所有してるかも簡単に見分けることが出来るのです。
これは、Openseaのサイトから誰でも見ることが出来ます。
資産価値の明確化
ぼくの所有者の履歴も見れるよ。
① 『Zu･･･』さんが【0.04 ETH】で、②『Dh･･･』さんへ販売。
② 『Dh･･･』さんが【0.035 ETH】で、③『you（私）』へ販売されていることが確認できます。
このNFTはフロア価格（最低流通価格）が、現在『0.92ETH』（約173,500円）となっており、私の購入時『0.035ETH（約6,600円）』から『約26倍』となっております。
販売開始時の価格は『0.001ETH』だったので、開始時からはなんと『920倍』の価値に跳ね上がっている銘柄です。
※記事執筆時の価格
Openseaでも確認できるけど、履歴が全て
ブロックチェーン上にもしっかり記載されているんだよ。
著作者への報酬
所有者移転時には、手数料が引かれてサイト運営者（Opensea）と著作者に販売益が支払われます。
今までの中古市場だと、『著作者』へ転売時に報酬が支払われることはありませんでした。
ブックオフ等で扱う単行本の二次販売（中古販売）で、著作者へ報酬が支払われることはありません。
NFTの世界では『著作者』が二次・三次流通でもしっかり利益を得ることが出来ます。
クリーター部門で活躍する人たちに価値に見合った報酬を長期にわたって配分される仕組みとなっております。
この部門を強くすることで日本が世界と戦える武器になると期待されています。
コミュニティへの参加
すべてのNFTプロジェクトでコミュニティが形成されているとは限りません。
ただ、コミュニティの力が強いNFTは『成功してNFTの価値が安定もしくは上昇傾向にある』という事です。
数多あるNFTの99％は、将来電子ゴミとなると言われてて、
新規発行して売りっぱなしのNFTは価値がゼロに等しくなる傾向があるよね。
私は以前『Neo Tokyo Punks（以下 NTP）』というNFTを購入したことをツイートしました。そしたら、翌日の夜までにフォロワーが約150名増えました。その後『WAP』と呼ばれる画像を無償で作ってもらったり、エナジードリンクバージョンやスマホ待受け画像を加工してもらいました。『NTP』Discord（コミュニティツール）にも誘われ、多くの方々とコミュニケーションを取ることが出来ました。
このように、コミュニティが活発はNFTプロジェクトは新規購入者が増えるため、価格も上がりやすくなります。
先ほど紹介した『巻物リーリー』は『Crypto Ninjya Partners（通称：CNP）』というNFTです。
CNPが所属するDiscordコミュニティ『NINJYA DAO』は、日本最大級で約4万人以上登録しています。
NFT のデメリット
いいことばかりで、デメリットなんてあるの？
詐欺被害なんて日常的にあるみたいだよ。
POINT！
- 詐欺被害や、盗難が発生している：盗難被害が多発
- ガス代（手数料）が高騰することがある：ガス代問題
- ほとんどが、日本語非対応：日本語非対応問題
盗難被害が多発
一周年記念イベントを装った詐欺です。
このエアドロップに参加して、Wallet（財布）からNFTを盗まれた人が多数いました。
これに関しては、自己防御力を高めるしか方法はなさそうです。
盗まれたNFTは、Openseaで即転売されていたね。
ガス代問題
ガス代とは、取引履歴をブロックチェーンに記録する際に発生する手数料の事です。
ブロックチェーンの中でも取引量がトップクラスのイーサリアムでは、ガス代の高騰大きな問題となっています。
ここでは、手数料は安くないと覚えておこう。
日本語非対応問題
これは仮想通貨取引全般に言えることですが、日本語に対応しているとことの方が稀です。
翻訳ソフトを利用すれば、ほとんど対応できます。
まとめ
【世界でたった一つだけのものを証明できる】この技術は、いろいろな分野に応用できます。
パスポート、運転免許証をはじめとする各種証明書等々が相性がいいとされてますね。
ライブチケットをNFT化すれば、転売できなくなり正規料金でライブを楽しむことが出来ます。
ゲームで見つけた『伝説の剣』なんて、以前は各自が持ってるソフトごとに存在してましたが、NFTの技術を使えばそのゲーム内で『世界で1本しかない伝説の剣』と証明でき、それ自体に価値が生まれ仮想通貨で売買まで行う事が可能となります。
新しい技術は、ホントわくわくしますね。
今回は『NFTってなに？』について解説しました。
以上となります。
この記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました！